循環器内科

循環器内科とは

循環器内科とは心臓や血管の病気を診療する診療科で、主に心疾患や動脈・静脈系の病気の検査・治療を行っています。

心疾患や動脈・静脈系の病気を引き起こす根本的な原因の多くは、生活習慣の乱れです。偏った食事習慣や運動不足などによって高血圧や脂質異常症、糖尿病といった生活習慣病を発症すると、全身の血管に負担がかかり、動脈硬化が進行します。動脈硬化は、脳卒中や心筋梗塞などの命の危険を伴う重篤な病気を引き起こす原因となります。
そのため、循環器系の病気を予防・治療するには生活習慣の改善が最も大切です。

当院の循環器内科では、様々な循環器系の病気の治療の他、これらの病気を予防するための生活習慣の改善指導も併せて実施しています。気になる症状がある場合や、健康診断等で異常を指摘された場合には、ぜひお気軽に当院までご相談ください。

このような症状で
お悩みではないですか？

健康診断・人間ドックで
こんな指摘をされたことは
ないですか？

よくある循環器系の病気

心臓の病気

動脈の病気

静脈の病気

循環器系の病気は
生活習慣の乱れが原因？

循環器系の病気と生活習慣には密接な因果関係があります。生活習慣が乱れると、全身の血管に負担がかかり動脈硬化を進行させ、全身の様々な血管や臓器に異常を引き起こします。特に、高血圧・脂質異常症・糖尿病・喫煙は動脈硬化を進行させる4大リスク要因とも言われており、注意が必要です。また、狭心症や心筋梗塞は、心臓に酸素や栄養を送っている冠動脈が、生活習慣の乱れによって狭窄や閉塞を起こすことで発症します。

そのため、当院の循環器内科では積極的に生活習慣の改善指導を行い、動脈硬化の進行を抑えて、生活習慣病や循環器系疾患の予防に努めています。最適な生活習慣は患者さんの体質やライフスタイル、既往歴などによっても異なるため、自己判断で誤った対処をしてしまうとかえって症状の悪化を招く恐れもあります。

当院では、きめ細かい診療によって患者さん一人ひとりに適した生活習慣の改善指導を実施しています。健康診断等で血管や循環器系の臓器の異常を指摘された場合には、ぜひお気軽に当院までご相談ください。

不整脈(心電図異常)とは

不整脈とは、脈拍が正常な状態に比べて早くなったり遅くなったり飛んだりする病気です。脈拍が早くなることを頻脈、遅くなることを徐脈、飛ぶことを期外収縮と言います。不整脈は体に異常がない状態でも起きることがあるためにそれほど心配する必要はないものもありますが、中には治療の必要がある不整脈や命の危険を伴う不整脈の場合もあります。
不整脈は自覚症状がないことも多く、健康診断の心電図検査等で発見されるケースも多く見られます。また、不整脈が起きている場合には何らかの循環器系の病気が隠れていることもあるため、できるだけ早く病気を特定して適切な治療を行うことが症状の改善には重要です。
健康診断等で何らかの異常を指摘された場合には、ぜひ当院までお気軽にご相談ください。

自覚症状がなくても、
受診することが大切です

生活習慣病は、多くの場合自覚症状がなく進行するため、本人も気づかないうちに病状が悪化しているケースが多く見られます。特にメタボリックシンドロームと診断された場合には、健康診断等の検査結果がそれほど悪くなくても、動脈硬化の進行によって脳卒中や心筋梗塞といった重篤な病気を引き起こすことがあります。
生活習慣病の改善には、食事習慣の見直しや適度な運動習慣の取り入れ、節酒・禁酒、禁煙などの生活習慣の改善が第一です。これらの取り組みを行っても十分な改善効果が見られない場合には、薬物療法によって症状の改善を図ります。
生活習慣病は早期発見・早期治療が極めて重要な病気となりますので、健康診断等で異常を指摘された場合にはできるだけ早めに当院までご相談ください。

当院の早期発見のための検査